2月22日。
世界友情の日、行政書士記念日、食器洗い乾燥機の日、ヘッドフォンの日、おでんの日……
しかしこの国で一番通りがいいのは、やはり「猫の日」なんでしょうね。
猫。猫だからにゃんにゃん。にゃんにゃんの日。
というわけでバンとエレインのにゃんにゃんについて考える。しかも猫のほうじゃなくて、男女のにゃんにゃんなアレを(おーい)猫好きの皆様、ごめんなさい。
嘘です、嘘です。そういうのはここじゃ書きません。作品としても書けるかどうか……色っぽいお話書くの苦手なんですよ。パロもの書くよりもっと苦手意識が強いかもしれません。バンエレのお初話「賊の純真 聖女の強欲」は評判良かったので、こういうお話ももっと書けるようになれればいいのにな、とは常々思ってます。
にゃんにゃんな話はさておいて。
エレインって、死者の都でずーっとバンのこと見てたくせに、ジェリコに嫉妬するんですね。
だって、ずっとですよ? バンが起きてるときも寝てるときも、水浴びしているときもトイレのときも、それこそエレインをおかずににゃんにゃん(笑)してる場面だって見ているだろうに、それでもジェリコの横恋慕が気になるんですねぇ……。
メラスキュラの魔力は、もともと死者が持っていた負の感情を増幅させるわけですから、あれだけバンに想われていても、なおジェリコへの怒りを抱くなんて、エレインって実はものすごく嫉妬深いのかもしれませんね。それまで、そんな感情の対象がいなくて気づかなかっただけで。
ノベライズ『セブンデイズ』で描かれる妖精界での彼女は、おとなしくて、控えめで、キングへの態度を除けば、誰に対しても淡々としたクールなところがありました。あれも、兄以外特別な存在がいなかっただけで、彼女の本当の内面はとても感情豊か。バンとの7日間にそれが花開いたのかな。
それだけバンへの想いが強い、ともいえますし、ライバルとしてのジェリコの存在感が大きくなっていた(ジェリコが女性として魅力的になった)ということでしょう。ただ、いくらジェリコがバンを男性として見ているといっても、バン自身はジェリコを「妹」と思っているのだから、兄が妹に向ける愛情のカタチをエレインが知らないはずはないだろうに、大きく構えていればいいのになぁ……なんて(笑)。
まぁ、ここで嫉妬してくれないとエレインは蘇らないんですけれどもね。実はものすごく嫉妬深いエレイン、なんてことをテーマにいつか作品にできたらいいなと思いました。
それでは、Wさま、Sさま、拍手コメントのお返事です。
わかば様>>
バンジェリ「家へ帰して」に熱いコメントをありがとうございます! CPがCPだけにとっても嬉しいです!
こういうお話は、バンエレ派にはエレインがないがしろにされているんじゃないかと思われてしまいそうですし、バンジェリ派にはフラグへし折ってると受け止められかねませんし、なかなか難しいところがありますね。それでも書きたかった話でしたので、わかばさんからコメントをいただけて本当にほっとしました。
そうなんですよ、原作ではバンがジェリコを「妹」として受け入れる過程も、ジェリコとグスタフの確執も、すごくあっさり描写なので歯がゆかったです。そんな歯がゆさを今回の作品や連載にこめてます。バステでの根回しは私もあったと信じてます!(笑)
ジバゴがまじで良いお父さん過ぎて泣けます! 私にとっても理想の親父です! バンとメリオダスの仲をとりもてたジバゴですから、ジェリコの言葉遣いだけでなく、グスタフとの確執さえなんとかしてくれたかもしれないですね。
わかばさんのグスタフとジェリコのお話(できればジバゴのお話も^^)いつか拝読できる日を楽しみにしております。
さな様>>
連載五日目を読んでくださってありがとうございました。
チラ見せ程度のバンエレ要素ですが、それでもバンの行動原理にはエレインが深く関わっているのだなと、私自身書いていて認識を新たにした回でもあります。
生きることも、死ぬことも、すべてはエレインのため。そして、そんなバンさんに「恋」の憧れを見出すジェリコ。バンとジェリコの不思議な関係を楽しんでいただければ幸いです。
いよいよ次回エピローグです。最後までぜひお付き合いくださいませ!
しつこかった咳もかなりマシになりました。週末のチャット会は無事に開けるといいな~。
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