カプものを書くときは、それが片想いであれば当然ですが、両想いであっても双方の「気持ちのズレ」みたいなものを書きたいし、ズレがあるほうが萌えるな、と思っています。
どんなに想い合っていても、想い合う互いがそれぞれ別人格である以上、気持ちのベクトルの大きさや太さ、色や重さは違って当たり前で、だからこそすれ違いや衝突といったドラマが生まれるのかな、と。
例えばバンエレですと、12巻のメリオダスとバンの番外編漫画で、バンはエレインを復活させることについて「あいつも望んでるよな?」と口にしていますが、正直なところ私はエレインが復活を望んているとは思っていません。そりゃ、バンとまた一緒にいられたらと彼女も嬉しいでしょうし、バンが軽々しくあの言葉を口にしたとも考えていないでしょう。けれど、すでに死者である彼女にとっての優先順位は、自分のことではなくてバンのことなんじゃないかな。
そのあたり、バンが少しかわいそうにも思えます。だからこそ、そんなエレインの諦観や一歩身を引いた健気さを、彼の<強欲>がぶちやぶってくれればいいとも願います。
少し昔の歌にもありますよ、「恋なんてエゴとエゴのシーソーゲーム」ってね(歳がバレる歳がバレる)
そんな気持ちを込めて書いた「聖女の祈り」にコメントをいただきました。m様、お返事です。
min様>>
Hello, min様! I welcome you, also today.^^
Thank you for your thoughtfulness.
Your message has no problems ( the place you wrote "様" is right and I can understand your message) .
If you make a small slip, I don't mind that.
You are not a native speaker of English, are you? ( if so, I'm sorry! ) Me neither!.
Let's take it easy because I have so much fun and exchange of messages with you.
So, thank you for reading<聖女の祈り>.
Elain could accept her death already, but Ban can't do it even now. He's much too young.
Because she is about 1000 years old just like you said, she might hope heartily and earnestly the happiness for her lover. She thinks that is true love.
On the other hand, Ban try and raise Elain from the dead. For Ban, that is true love.
They love each other truly, still their love don't meet......
I am very happy that you mention the connection between the original and this work.
Your praise makes me slightly bashful and very happy!
And, I am writing a second story of <賊の純真 聖女の強欲> now.
Please wait a little more.
With kind regards.
(こんにちは、min様! 本日も歓迎いたします^^
あなたのお気遣いに感謝しています。
あなたのメッセージには何の問題もありません(「様」の位置も正しいですし、私はあなたのメッセージをちゃんと読めています)。
もしあなたが小さな書き間違いをしたとしても、私は気にしません。
英語が母国語の方ではありませんよね? (もしそうなら、ごめんなさい!) 私もネイティブではありません。
気楽にいきましょう、あなたとのやりとりを私はとても楽しんでいますから。
さて、「聖女の祈り」を読んでくださってありがとうございます。
エレインはとっくに自分の死を受け入れていますが、バンは今でさえそれができていません。彼は若すぎます。
あなたの言う通りエレインは1000歳ですから、愛する者の幸せを心から、そして真剣に願えるのでしょう。彼女は、それが真実の愛だと思っています。
一方でバンはエレインを蘇らせたい。バンにとっては、それが真実の愛なのです。
互いに本当に愛し合っているのに、彼らの愛はすれ違っています……。
原作とこの作品の繋がりについて触れてくれてとてもうれしいです。
あなたからの賞賛の言葉は、少し恥ずかしくて、私をとても喜ばせてくれますね!
それから、私は今「賊の純真 聖女の強欲」の次の話を書いています。
もう少し待っていてくださいね。
敬具)
言語の種類にかかわらず、コメントを寄せてくださる方には心から感謝しております。
私なりに精一杯お返事をしているつもりですが、このありがとうの気持ちは伝わっていますでしょうか?
私の話を読んで感じたこと、バンとエレインについて思ったことを伝えていただけるのなら、それこそドイツ語だろうと中国語だろうとなんとかして読んでお返事書いてみせますのでご安心ください(笑)最近は翻訳サービスも充実してますしね、なんとかなるなる!
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