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 新作はかなり考察要素の強い作品になりました。バンエレ萌えを求めちゃうと物足りないと思われてしまうでしょうか。私なりに第三者視点でめっちゃめっちゃ萌えを詰め込んだつもりなのですが(笑)

 本作の発端は、妖精族への腹立たしさでした。
 新章でバンに導かれた新生・妖精王の森で、キングは同族たちから手ひどい歓迎を受けました。
 キングに石と罵声を投げつけながら、彼らはエレインの死と森の焼失について語ります。そこでまず、あの顛末を知る妖精族がいたことに驚き、そして腹が立ちました。一体どれだけの妖精が当時の妖精王の森にいたかはさておき、どうしてその中のたった一人でもエレインのそばにいてやらなかったんだろうかと。人間と戦い森と泉を守るのは確かに聖女にしかできない役目かもしれないけれど、彼女のアフターケア、メンタルケアなら彼らにだってできたはずです。
 さらにキングがいればこんなことにはならなかったという、彼らの叱責にも腹が立ちました。エレインのために、森と泉を守るために「何もしなかった」彼らが、たとえ失敗したとしても「同族を守るために」森を出たキングをどうしてそうも堂々と責められるのか。
 このあたりのことを思いっきり糾弾してやりたくてやりたくて、練りに練った話しだったりします、実は(笑)

 この話のファイルの作成日見たら10月2日でした。お披露目したのは11月16日でしたからかれこれ一ヵ月半書いてたんですね。自分でびっくり。

 現在未公開で、いずれ公開予定の作品は現時点で8本あります。
 サイト開いてまもなくの8月9月のころはそうでもなかったんですが、10月11月はほぼ通して6本~8本の話を同時(?)に書いてる状態です。もちろん、あとは公開を待つだけのものから下書きを終えたばかりのものまで差はありますけれど。
 どうしたらこんなことになるんだって話は、私の作業工程のせいで大して面白い話でもないので割愛。なんにせよ「この森に王はいない」は初書きから公開まで1ヵ月半、アイディアからだと2ヶ月以上かかってるのかもしれませんね。(逆に降って湧いたように短時間で書き上がったものもあります。「オスローは知っている」(ファイル作成日10月13日、公開日10月19日)「火のないランタン」(ファイル作成日10月27日、公開日10月29日)など)
 読んだ方にはどう受け止めてもらえるかわからない不安もありつつ、しかし私の力作のひとつであることは胸を張りたいです。

 そんな本作にコメントをありがとうございます。
 Sさま、お返事です。



サキさま>>
 こんにちは、ひるね和彦です。いつも本当にありがとうございます。
 オスローに続きまして、第三者から見たバンエレのセブンデイズでした。キングはバンエレのなれそめを知らないままでも良かったのですが、今回は知ってしまうバージョンです。
 ゲラードとバンの会話を見るに、やはり人間のバンを嫌っていた、警戒していた妖精は当時からたくさんいたんだろうと思いました。そんな危険人物とエレインを二人きりにして、なおも彼らの前に現れない妖精族の怠惰にはやはり赦しがたいなという気持ちが残ります。
 本当に、エレインは一刻も早く生き返って、森や聖女の役目から自由になって欲しいですね。バンがんばれ!(笑)




 原作やノベライズを読む限り、妖精族には「友達」や「親友」という概念があまりピンとこないようですね。王を除いては身分差もなく、順位を付けること自体、彼らは無縁でした。
 そんな妖精族にとって、ヘルブラムを親友と認め、その友のために王としての役目(森を守ること)を一時でも放棄したキングの思考回路は理解が及ばないものだったのかな……。もちろんキングはヘルブラムのためだけに飛び出したわけじゃなくて、たとえ少数といえども同族を守ることは王の役目でもあります。
 このあたりの価値観の違いは、何度読んでもはがゆいなぁ……
 キングが飛び出したこと自体、賛否はあると思います。王なら森に留まって、別の力のある妖精を派遣するべきだったとか、外交手段に訴えるべきとか。救出に失敗したうえ500年間記憶喪失だったのも痛い。
 だからって何で彼らにキングが好き勝手言われなきゃいけないのか。彼らがバンにやり込められてたシーンはちょっと胸がすきましたね。
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