スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。
(設定いじったときにミスったのか、拍手数が表示されてたのでまた非表示にしました。失礼しました)


 そろそろ忙しかった実生活も落ち着いてきました。
 小ネタじゃないまともな更新をしたいな~とは思いつつ、ちょっと浮気の真っ最中。いや、どちらかといえばあちらが本妻か。むしろ私の原点、生みの親か。

 買っちゃったんですよね~
 三国志と新田次郎。




 ○十年前N○Kで製作されました『人形劇三国志』DVD全17巻、と新田次郎先生の小説を数冊。
 どちらも私にとっては、創作や萌え、それどころか読書の源です。

 子どものころ母に渡された『三国志』の子ども向け小説を手に、ちょうど再放送していた(リアルタイムはさすがに無理)人形劇をむさぼるように見ました。60分ビデオテープを三倍録りして、テープが尽きたら上録りして使いまわしていたあのころ……! それがDVDに……!!
 買えちゃう大人ってすばらしいよね。発売されたのは02年だったんですけれど、さすがに高くて今日まで手が出ませんでした。

 石橋蓮司の関羽、森本レオの孔明、そしてせんだみつお(!)の張飛ですよ。なんとなく善良そうなイメージがあった岡本信人さんが、いかにもな悪役として脚色された曹操というキャスティング。さすがN○K! 豪華!
 かと思ったら、10人くらいのキャストがモブまでこなし(もちろん、石橋さんも森本さんも皆モブ兵や百姓とかやっちゃう)、メインキャラクターは絶妙なタイミングでバトンタッチしていくという、金使ってんだかケチってんだかよくわからない!
 森本レオさんのお声が、何進→呂布→郭嘉→孔明と変遷していくさまに、ニヤニヤが止まらないのは何ででしょう。
 森本氏といえば、呂布と郭嘉と孔明は絶品でした。特に呂布は人形のかっこよさ、死に様の演出(まるで演歌でも流れてきそうだった)もあいまって、私の中のキング・オブ・呂布です。中国で作られる実写版の呂布ってイマイチ迫力ないんだもの……、三国志最強の男なんだから見た目だけでもチビりそうな方を配役してほしいものです。関羽や張飛はわりかしイメージどおりなのに……。

 あと見所は若き日の島田紳助、竜介のかけあいが拝めるところですね。この人形劇の司会兼生身の人間唯一の出演者です。最初はなんだかカタかった二人も、だんだんかけあいが面白くなってきて、ことわざとか難しい漢字を楽しく覚えさせてもらいました。小説とか読むようになったのも、三国志で漢字に強くなってたおかげでしたね。

 一話が45分、それが全68話。観てます。毎晩、バンエレ書くのに宛ててた時間で観て、なお足りなくて夜更かしして。おかげさまで毎日相当眠いです。でも楽しい。せんだみつお張飛が可愛すぎる。張飛はどの媒体でも萌え要素が詰まっていて愛しいし、曹操の名悪役ぶりに痺れます。烏巣襲撃後の高笑いなんてまさに大悪党のそれで、決死の大逆転だったのにちっともねぎらう気になれませんでした(笑) 燃える赤壁での鬼の形相はサイコー!!

 やっと赤壁を過ぎたからあと半分かー長いなー!



 もうひとつの新田次郎先生も、私が小説を読んだり書いたりするきっかけになった方です。
 その先生とのファーストコンタクトだった小説を最近本屋で見つけまして、一緒に並んでた数冊もまとめてお買い上げ。
 読んでます。おもしろいです。そして先生の文体にあこがれます。まっすぐで、無駄がなくて、でもとても丁寧に人の心や社会情勢を追ってらして、こんな文章が書ければ良いなぁと読むたびにしみじみと思います。文章ってどうやったらうまくなるんでしょう。



 というわけで、バンエレの更新はもう少し後で。
2016/01/11(月) Unarrangement COM(0)
スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。

Comment form

以下のフォームからコメントを投稿してください