このページは、
 ・地雷など苦手な作風を避けたい方
 ・好みの話を探したい方
 ・書き手のコメントに興味がある方
 を対象にしています。
 ・読む前にネタバレしたくない方
 ・作品外で書き手の意図を知りたくない方
 はまわれ右でお願いします。

 左側のtext一覧をクリックすると、こちら側で簡単なあらすじとコメントが確認できます。
 おおよその作品傾向はもちろん、シチュエーション、苦手要素となりうるものを列挙していますので、お好みの作品を探すのにご利用ください。
 当然ですがあらすじもコメントも激しくネタバレです。

■ コメント ■
作品へのコメントはこんな風になっています。あらすじは見たいけど、コメントは読みたくない方はこちらをご覧になりませんように。
上手にご利用くださいませ。











































連載『不確定には触れられない』

■ チェックポイント ■
準備中

■ コメント ■
準備中

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連載『Five Days』

■ チェックポイント ■
 原作補完型/シリアス展開/拷問・流血描写あり/エレインはバンの回想のみ登場/捏造設定多数

 バステ時代のバンとジェリコのお話。
 良いところのお嬢さんであるジェリコが、なぜバステにいたのかというところから始まります。
 赴任直後のジェリコは、好奇心から立ち入り禁止区域であるバンの独房に侵入。そこを押さえたジュドによって、ジェリコはバンから20年前の「妖精王の森の大焼失」について聞き出すことを命じられます。
 メイドに扮したジェリコはバンの身の回りの世話をするうちに、彼の受けている拷問と彼の過去に深い繋がりがあることを知り、次第に彼へと惹かれていきます。バンもまた、ジェリコに親しみを抱き、今は亡き恋人のことを口にします。
 聖騎士見習いとしてのプライド、兄との確執、良心の呵責のなかで、ジェリコが出した結論とは。
 オチは第二部でのエレイン復活時期へと繋がります。

■ コメント ■
サイト初の連載、おまけにメインカプから外れるバン←ジェリコストーリーということで非常に不安でした。
バンエレの大前提が揺るがないだけに、バンジェリをお好きな方の反感を買わないかな……と(フラグをへし折りまくっているので)。
闇堕ちしたエレインへのジェリコの説得の言葉に、裏づけを持たせたかった。「寝ても醒めても」バンがエレインを想っていることを誰よりも知っているのが彼女だということを、この連載で描こうと思いました。
結果として、話の展開も更新ペースもかなり駆け足でしたが、書きたかった要素はすべて盛り込んだと思っています。
一番筆が乗ったのは、グスタフ×ジェリコのシーン。

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delicious

■ チェックポイント ■
妖精王の森/セブンデイズ時点/微裏、キスあり/正夢オチ/誘惑するエレイン/バンの過去捏造

 熱っぽいエレインは、突然にバンを誘惑します。動揺している隙にキスまでされてしまいますが拒めません。それどころか誘惑を重ねてくる彼女に、バンの理性は限界を迎えるのでした。
 夢から醒めたバンは、エレインの誘惑が夢だと知ります。思わぬ夢に、彼女を食べたいという願望が募るバンですが、同時に彼は彼女を失うことを激しく恐れました。恋愛経験のないバンは、自分の中の衝動を持て余します。
 目覚めたエレインに、バンは拒まれることを覚悟で彼女に心情を吐露します。エレインは拒むどころか、バンの気持ちに行動で応えるのでした。

■ コメント ■
前作の「自分の中の性的な欲求を、エレインを大切に思うが故に耐え忍ぶバン」とは真逆のバンです。キスしかしてないけれども、なんかエロい……そんな作風を目指しましたが、私には難易度が高すぎました。
それからしょっちゅうやってますけれど、バンの過去を捏造するのは楽しいです。いろんな人を登場させられるので(笑)
このあとの二人がどこまで進んだかは、読んだ方がご自由に補完ください。

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Even if death do us part,

■ チェックポイント ■
リオネス/<七つの大罪>聖騎士時代/死別中/悲恋/キス/無自覚イチャイチャ/単行本オマケ漫画ネタ

 幼いジェリコからプロポーズされたバンは、彼女を邪険に扱います。彼女の発した「結婚」の二文字と、ブーケにあったラベンダーがバンに妖精王の森での日々を思い出させました。
 あの森で、自分を受け入れてくれたエレインをバンは大切に想っていました。寝たふりをしたバンに、彼女がしたキスが今も気にかかります。花嫁姿の彼女が自分を見上げてくれるのなら女神にさえ祈ってもいいと思う一方で、ありえないことだとバンは自嘲することさえできずにいます。
 そんなバンの姿を、死者の都ではエレインが見つめていました。彼女もまた、あの森のころからバンに惹かれつづけています。ブーケのリボンを弄ぶバンに、エレインも彼と同じことを願うのでした。

■ コメント ■
「エレインが死後ずっと、死者の都からバンを見ていた」という原作描写は、私のバンエレ観から外れていたので当初はかなり戸惑ったのを覚えています。本作はそれを逆手に取って、というか自分なりに消化するために書いた話になりました。ジェリコのプロポーズネタもいつか使いたいなと思っていたので、良かったです。
バンの狐属性を強調するために、狐と狼の生態の違いを調べたり。勉強になりました。

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私の心の中のダガー

■ チェックポイント ■
死者の都/原作時点、141話の補完/死別中/3DSゲームキャラクター「名もなきフクロウ」登場/メラスキュラ登場/怨反魂の法を捏造

 バンが30年ぶりに再会したジバゴに、エレインを恋人だと打ち明けたことに、死者の都で見ていた彼女は喜びます。バンを見ているだけで幸せだという彼女に、声のようなものが聞こえました。
 ジバゴが死に、謎の声ははっきりとエレインの耳に届きます。バンの孤独を歓迎する声にエレインは反論しますが、姿なき声はたくみにメリオダスやジバゴに抱く、エレインの嫉妬の感情を暴き立てていきました。
 苦しむエレインの傍に、声の主メラスキュラが姿を現し、バンの周りにいる生者への憎しみをあおります。ゲラード、セネット、そしてジェリコに、怒りと嫉妬心をかきたてられたエレインは握り締めた真っ黒なダガーと共に蘇るのでした。

■ コメント ■
私の趣味全開話(笑) 評価はさておいて、書いていてとても楽しかったです。メラスキュラの術はあくまでも死者がもともと持っていたマイナスの感情を増幅させて生命力に替えるものですから、エレインがジェリコに向けた嫉妬は、どんなに小さなものであったとしても彼女の内側にあったものなんだよなぁと思いまして。で、エレインがバンのこれまでも見てきたというのなら、彼女が最も嫉妬すべきはジェリコではなく、メリオダスやジバゴなんじゃないのかと。
血みどろの般若の形相で短剣を握り締めている。そんなエレインがこの話のイメージだったので、その部分はもっとインパクト強く書ければよかったのにと思っています。

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約束の花園

■ チェックポイント ■
妖精王の森/セブンデイズ時代/無自覚イチャイチャ/隣り合わせ

 エレインに目隠しをして、バンが連れてこられたのは植物でできたソファのある大木の枝でした。すわり心地にバンは満足しますが、せっかくのソファも見晴らしがよくありません。そこでエレインは、ソファの前に垂れ下がるツタを広げて、バンにとびっきり美しい花園を見せたのでした。
 その花園は、エレインの300歳の誕生日に兄からプレゼントされたものでした。エレインの年齢を知ってバンは驚き、驚くバンにエレインは傷つきますが、バンの優しい言葉が彼女をときめかせます。蝶たちが繰り広げる求愛のダンスに頬を赤らめてしまうほどに。
 兄の気性や思い出を語りながら、エレインはこの花園が美しく保たれている限り、兄が生きていると信じています。そんな彼女に、バンはまるで彼女の中の兄の存在に対抗するかのように、彼女の次の誕生日を祝ってやると約束してくれました。

■ コメント ■
書きたいことがありすぎてまとまりきらなかった典型的な作品(だめじゃん!)。とはいえ、セブンデイズ記念だったので、こういうやりとりがあればいいな、という萌えは詰め込んだつもりです。もし魔神が現れなければ、果たされていた約束であればいいなと願いを込めて。

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キリアの城

■ チェックポイント ■
妖精王の森/セブンデイズ時代/無自覚/でこちゅー止まり/キリアねつ造/シリアス死にネタ

 生命の泉の傍で眠るエレインを見下ろし、バンは彼女からの信頼に面映ゆい気持ちを抱きます。目覚めた彼女に考え事を尋ねられると、バンは妹キリアについて語りだします。
 貧しさの中にいたキリアは空想好きの少女で、バンに常に雲の上にある理想の城について語っていました。彼女の空想に、妖精王の森がぴったりだと気づいたバンは妹を死なせてしまった自分の非力さを悔やみます。そんな彼にエレインは、キリアをちゃんとここに連れてきたと慰めます。エレインもまた、キリアの城に住むという白いドレスの女性にそっくりでした。

■ コメント ■
キリアへの想いをこれでもかと詰め込みました。おまけ漫画だけの出番でも、キリアが良い子だったのはよく伝わりますね。死者の都でエレインがバンの妹とは知らずにキリアと遭遇する話を書いてみたいものです。

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彼の居場所

■ チェックポイント ■
<豚の帽子>亭/ED後捏造/両想い/働くバンエレ/キスと抱擁/二人旅

 <豚の帽子>亭で働きながらも孤独を捨てきれないバンですが、共に働くエレインの存在に心を癒されます。そんな中、エレインがバンのために新しいエールラベルコレクションを準備していることを知るのでした。コレクション完成のために、バンは二人旅を提案します。
 旅先で、バンはエレインを通じて<豚の帽子>亭の仲間たちを感じます。気づけば帰る場所が二つも出来てしまったことに驚きながら、バンはエレインとの楽しい旅を続けるのでした。

■ コメント ■
こんなエンディングが見たい! という気持ちを込めた作品になりました。イメージイラストであるUさんのエレインちゃんが最高に映えるように、そんなことを考えながら話を組み立てた覚えがあります。書いてて一番楽しかったのは、カウンター越しにいちゃつくバンエレです。ホークが近くで寝てるんですよお二人さん!(笑)

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