バンとエレインは一体いつ両思いになったのか。バンエレ好きには重要なテーマですね。
そもそも何をもって「両思い」とするのか。
少なくともエレインもバンも、セブンデイズの中で互いを憎からず思っていて、また相手からもそう思われているとわかっていたでしょう。
バンエレが「これって両思い? 告白??」と思わせる描写は外伝の中にいくつかあります。
1.エレイン「バンが奪い来たのが私なら良かったのになぁ」→バン「そうするか」のタイミング
2.キングを探そうというバンの提案に、エレインが抱きついたタイミング
3.瀕死のバンにエレインが生命の泉を口移しで与えたタイミング
4.もう一度聞かせて、というエレインの最後のわがままにバンが「ああ」と頷いたタイミング
いずれもエレイン(もしくはバン)の想いに、バン(もしくはエレイン)が応えた瞬間ですね。こういう気持ちのやり取りをもって初めて両思いが成立するのであれば、二人の恋はまさに生死を分ける瀬戸際で成就したことになります。
※この仮説は、赤き魔神が襲撃してくるまで妖精王の森での二人はキスすらしたことのないプラトニックな関係であることが前提です。非プラトニック派の方はまた事情が全然違うと思います。(このあたりはいつか非プラトニック派の方から直接伺ってみたいところです)
ちなみにこの記事を書くにあたり外伝を読み直してまして、「バカヤロウ」とバンが傷ついたエレインを抱きかかえてるシーンにふと思ったこと。
バンさんって胸より尻派なのかなって。
無乳も全然アリってだけじゃなくてね、このエレインのお姫様だっこの仕方がね、うん、バンの右手エレインのお尻さわってるでしょ。新生妖精王の森でアルビオンが攻めてきたときもさ、14巻の表紙絵でもさ、触ってるよね、お尻。うん。
まぁ、エレインぺったんこだからな。お尻の方がね! いいよね!!(何が)
閑話休題。
私はどの時点で二人が両思いになったかと考えているかというと、ずばり死者の都です。
あそこで再会を果たし、バンのあのセリフにエレインがありがとうと返した瞬間、二人はようやく両思いになれたのかなと(つまりキングの目の前で二人の恋は叶ったわけです。兄さんまさかの立会人!)。それまではいわゆる両片想い状態だったのかなと。だからこそ、のちにバンは女神族の口車に乗ってしまうほどエレイン復活に執着してしまうのかなと。
そのあたりもうまく取り込んだ話がいつか書ければいいなと思っています。
というわけで(?)、新作にコメントありがとうございました、Sさま、お返事です。
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