今回の新作にはひとつ反省点が。
話の展開が「700年の孤独」と似すぎてしまいました……。
過去のエレインの行動→バンの反応→エレインが泣く→バンの慰め→エレインが癒される、っていうね。
バンエレはエレインの孤独をバンが、バンの孤独をエレインが救ったところに重点を置いて描きたいのはいいんですが、パターン化テンプレ化はネタ切れの前兆な気がしてどきどきする!
(自分で気づいてないだけで他の作品も似たり寄ったりだったらどうしよう) それはさておき、
一日1本、365日、うるう年は含まれていないとしても600年で219000本。自分で書いてて「ないだろ!」って数字ですが、バンさんならがんばってくれるんじゃないかなぁと夢見ています。
今回のネタ元はドリームワークスのフルCGアニメ映画『シュレック』シリーズ
(浜ちゃんと紀香が声優やったやつです)の最後『シュレック フォーエバー』より。
改変された過去で主人公のシュレックはヒロインのフィオナに会おうとしますが、二人の出会いの場所に彼女はおらず、代わりに孤独な日々を数える刻印だけが残されていました。その映像とそれを見たシュレックの表情から、確かにこんなものを見せられたら普通は引くよなぁ、でもバンは良くも悪くも普通じゃないし、エレインのつけた傷なら受け止めてくれるかもしれない、というのが本作のきっかけでした。
(このエピソード、悪役の劇団ひとりが良い味出してて、シリーズでも1、2並に面白い設定で好きです。シュレックシリーズは3以外ハズレなし。その3はアーサー王伝説のアーサーやランスロットが出てくるので、ばっちょ先生ファンには気になるかな? マーリンがおじいちゃんだけど(笑) DWなら『ヒックとドラゴン』もオススメです。トゥースが可愛すぎた)
そしてラストは先日観たとこちらでも書きました、手塚作品の『青いブリンク』のエンディングの歌詞から。「泣いた顔のままで笑う」。弱虫でもブリンクから勇気を貰ってがんばるカケルくんと重なる歌詞ですが、一生懸命に笑うエレインも連想させられましたので。
反省するところのある作品ですが、こんなやりとりを重ねながらエレインが癒されてくれていたらいいなという妄想です。そんなお話にコメントをありがとうございました、Sさま、お返事です。
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