スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。
 カプものを書くときは、それが片想いであれば当然ですが、両想いであっても双方の「気持ちのズレ」みたいなものを書きたいし、ズレがあるほうが萌えるな、と思っています。
 どんなに想い合っていても、想い合う互いがそれぞれ別人格である以上、気持ちのベクトルの大きさや太さ、色や重さは違って当たり前で、だからこそすれ違いや衝突といったドラマが生まれるのかな、と。

 例えばバンエレですと、12巻のメリオダスとバンの番外編漫画で、バンはエレインを復活させることについて「あいつも望んでるよな?」と口にしていますが、正直なところ私はエレインが復活を望んているとは思っていません。そりゃ、バンとまた一緒にいられたらと彼女も嬉しいでしょうし、バンが軽々しくあの言葉を口にしたとも考えていないでしょう。けれど、すでに死者である彼女にとっての優先順位は、自分のことではなくてバンのことなんじゃないかな。
 そのあたり、バンが少しかわいそうにも思えます。だからこそ、そんなエレインの諦観や一歩身を引いた健気さを、彼の<強欲>がぶちやぶってくれればいいとも願います。

 少し昔の歌にもありますよ、「恋なんてエゴとエゴのシーソーゲーム」ってね(歳がバレる歳がバレる)

 そんな気持ちを込めて書いた「聖女の祈り」にコメントをいただきました。m様、お返事です。



続きを読む
スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。