連載用にただいまモリモリと書いています。こんにちは。
大罪で活動を始めてから、いつになく長い話を書いています。普段の短い話とはかなり勝手が違いますが、これはこれで楽しいものがありますね。
本人はいたって楽しんで書いているのですが、公開したときの反応にいまからビクビクしてもいます。短編でコケて(拍手やコメントの反応が薄い)も、「今回は(閲覧者の好みを)ハズしちゃったか~、残念だな~。でも書きたいことは書いた(各作品にどこかしら書きたかった自分ポイントがあります)から次行こう!」と気を取り直すこともできますが、長めの話で反応薄かったらきっと尋常じゃなくヘコむんだろうな~と(苦笑)
祭りは準備のときが一番楽しいといいます。まさにそれ!
当サイトのメインカプのバンエレではなく、バンジェリ連載ということで、どれくらいの方が楽しみにしてくださっているかわかりませんが、少なくとも短編の方のバンジェリ作品に拍手やコメントをいただいたこともあるので、きっと待ってくれている方がいる! と期待して、もう少しがんばります。
さてさてさーて(メリオダス風に)、
月曜日に更新しました新作「ラベンダーの咲く庭で」。タイトルに借用しましたイギリス映画が大好きです。
イギリスの田舎町に漂着した、記憶喪失のバイオリンにストの青年と、彼を保護した老姉妹のお話。日本公開前に、イギリスの海岸で保護された記憶喪失の男性・ピアノマンが、この映画の設定に酷似しているとニュースにもなりました。
私がこの映画の何が好きって、バイオリンニスト役のダニエル・ブリュールに当時ちょっとハマっていたのに加えて、彼に恋する老姉妹の片割れアーシュラを演じまする大女優ジュディ・デンチの演技のすばらしいことですよ。確か、60歳か70歳を過ぎたオールドミスという設定なのに、バイオリンニストの青年に惹かれていく様はまさに恋する乙女!
自分の記憶を取り戻した青年が去ったあと、彼のいなくなったベッドにひとり横になる姿は忘れられない。
今回の短編には、ストーリー上なんの関わりもありませんが、大好きな映画なのでご紹介(笑)
むしろ絡むのは「I'll wait for you.」のほうですね。
原詞のフランス語版と英語版では歌詞のニュアンスが違うらしい。フランス語は英語より読めないので、英語をご紹介。
If it takes forever I will wait for you
For a thousand summers I will wait for you
Till you're back beside me, till I'm holding you
Till I hear you sigh here in my arms
たとえいつまででも あなたを待っています
幾度夏が去っても あなたを待っています
あなたが私の傍に戻るまで あなたを抱きしめるまで
この腕の中であなたのため息を聞くまで
Anywhere you wander, anywhere you go
Every day remember how I love you so
In your heart believe what in my heart I know
That forevermore I'll wait for you
あなたがどこをさすらっても あなたがどこに行こうとも
毎日思い出して 私がどんなにあなたを愛しているか
私の心を信じて
いつまでだって あなたを待っているということを
The clock will tick away the hours one by one
Then the time will come when all the waiting's done
The time when you return and find me here and run
Straight to my waiting arms
時計の針は刻々と進み
待つことを終える時がやってくる
あなたが帰り 私を見つけて 私の腕にまっすぐに駆けてくるその時が
If it takes forever I will wait for you
For a thousand summers I will wait for you
Till you're here beside me, till I'm touching you
And forevermore sharing your love
たとえいつまででも あなたを待っています
幾度夏が過ぎても あなたを待っています
あなたが私の傍らに戻るまで あなたに触れるまで
そして永久に愛を分かち合うまで 私は「大罪時代のバンは一度はエレインを忘れようとしていた」説をよくとります。
揺らぐことのない一途な想いを是とする原作の倫理観を考えれば、この説はバンのキャラを貶めるものかもしれません。ですが、エレインを強く想っているくせに、その死後20年間彼女のために何もなさなかった彼を、私なりに精一杯フォローしようとした結果でもあります。
バンだって(元)人間だもの。揺らいだり悔やんだりしながら、それでもエレインのことは捨てられない。そう再決心する彼もまた魅力的だと思うのです(言い訳)。
そんな新作にさっそくコメントをありがとうございます。Sさま、お返事です。
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